歯磨き粉は何を選べばいい?気になる症状別にまとめてみました!

こんにちは!

突然ですが‥

歯磨き粉は何を使われていますか?

何となく‥で使われていることも多いのではないでしょうか?

予防歯科が主流の今、たくさんの種類の歯磨き粉が販売されています。

治療もお金がかかるし…

怖いし‥

とあまり歯科治療に良いイメージは少ないと思います。

できればお金をかけず、余計な怖い思いもせずにいたいですよね‼

私はもともと歯科衛生士として11年間働いておりました!

そこで聞こえる患者さんからの声は‥

“もっと大事にしておけばよかった”

これがナンバーワンです‼

そんな思いをしないために‥

長く、自分の歯で、美味しいものを食べられる幸せを感じるために‥

日頃使っている歯磨き粉について少し見直してみませんか?ということで悩める症状別にまとめてみました‼

 

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よく歯科で聞く症状のお悩み

 

❶むし歯

むし歯は、口の中に存在するむし歯の原因菌が作る酸が歯を溶かし、やがて穴があいてしまう病気です。

原因菌であるミュータンス菌は、まず歯に付着して歯垢を作り、食べ物に含まれる糖分を使って酸を発生させます。

この酸が、エナメル質から歯の成分であるカルシウムやリンを溶かす、「脱灰」が始まります。

お口の中では脱灰と再石灰化(唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質を元の健康な状態に戻す現象。)が繰り返されています。

 

食べ物や食べている時間、ブラッシング不良などにより、その脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、脱灰の時間が長くなるとむし歯となります。

初期むし歯は痛みを伴いませんが、進行するに連れ、しみたり、ズキズキしたりと痛みを伴ってきます。

治療後は修復物の隙間からまたむし歯になったり、神経まで進行すると神経をとることになりますし、そうなると、歯の寿命も縮まってしまいます。

修復の詰め物やかぶせものも、きれいなものにしようと思うと高いですしね(;_;)

 

 

❷歯周病

歯周病菌が歯を支えている歯周組織に炎症を起こし、破壊、本来なら歯をしっかりと支えている土台の骨(歯槽骨)を溶かしていく病気です。

歯を支えている骨が溶けるので、進行すると歯がグラグラになって、最悪抜けてしまうこともある怖い病気です。

歯周病は“silent disease”と呼ばれていて、むし歯とは違い、痛みをあまり感じることなく(違和感は訴えられることが多い)静かに進む病気と言われています。

症状がはっきりと感じられるようになった時点では、進行がかなり進んでいることも。

定期的に歯周病菌の温床となる歯垢、歯石を歯科医院にてクリーニング、検査してもらうことによって、予防や早期治療をしていくことが良いと思います。

 

❸口臭

主な原因は口の中の細菌が、はがれた粘膜上皮、細菌の死骸、食べかすなどのタンパク質を分解して発生する口臭ガスです。口臭ガスの成分は揮発性硫黄化合物(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)です。

硫化水素‥卵が腐ったようなにおい

メチルメルカプタン‥魚や野菜が腐ったようなにおい

ジメチルサルファイド‥生ゴミのようなにおい

 

口臭には生理的口臭(誰にでもある)と呼ばれる、日常で起床時や空腹時、緊張時などに口臭を感じることがあり、唾液には抗菌作用や自浄作用、粘膜保護作用など、口臭をおさえるうえで重要な働きがありますが、こういったときは、唾液が減りやすく、お口の中の菌が繁殖し、上記のようなにおいのもととなるガスを発生し、においもいつもより感じるようになります。

また、細菌やたべかす等、タンパク質を多く含む舌苔と呼ばれる舌の汚れも口臭の6割を占めるそうです。

原因となる細菌や汚れをなるべく減らすために、ブラッシングや舌ブラシでの舌苔のケアをしっかり行うことや、お口の中を潤わすよう心掛けることが多くの口臭予防につながります。

他には病的口臭と呼ばれる重度のむし歯や歯周病、内蔵や鼻、喉の病気などが原因のこともあり、それぞれの病気に合った治療が必要となります。

 

❹知覚過敏

歯の根元が歯ぎしり、くいしばりなどの咬合力、ブラッシング時の過度な力加減により、摩耗や欠けがみられ、それにより一番表面のセメント質が剥がれ、中の象牙質が露出します。象牙質には象牙細管という、神経に通じる細かい管があり、そこから特に冷たいものがしみたり、ブラッシング時にピリッと痛みを伴うことがあります。

欠けたところを埋めたり、かみ合わせの力で歯がこれ以上欠けたりしないようにマウスピースを作ったり、シミを防ぐお薬を塗布したりすることが多く、一度しみなくなっても再発することもあるので、セルフケアで専用の歯磨剤を使いつづけるなど上手に症状と付き合っていく必要があると思います。

 

❺歯の黄ばみ

日本人は黄色人種でもともと歯の色が黄色っぽいです。

個人差がありますが、歯の質で一番表面にあるエナメル質が分厚いと白っぽく見え、エナメル質が薄いと2層目の象牙質は、黄みがかっているので黄色っぽくみえます。

そういった、もともとの色もありますし、年齢とともに、象牙質が分厚くなるそうなので、加齢によって、黄色くなってきた、とおっしゃる方も多いです。

その他、茶渋やコーヒー、カレーなど居ろの濃い食べ物のステイン、タバコのヤニなど、あとから付着してくる汚れによって、歯が黄ばむこともあります。

 

歯の質による黄ばみは、歯科医院などで行われる「ホワイトニング」で白くなります。私も、行いました。もともと黄色っぽい色だったのが、ワンランク明るくなりました。ですが、芸能人のような真っ白にはなりにくいです。

芸能人の方はかぶせもので白くされてる方が多いのではないでしょうか?

ステインによる着色汚れは、歯科医院での歯のクリーニングで除去できます。

ホームケアでも付きにくくなる歯磨き粉もあります。

 

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お悩み別歯磨き粉について

数ある中から私のおすすめをピックアップしてみました!

❶むし歯

《クリニカアドバンテージ》

こちらはPCクリニカのシリーズの歯磨き粉です。

今やフッ素入りの歯磨き粉は当たり前となってきました!

フッ素には歯垢をつきにくくしたり、虫歯菌の活動を抑制したり、歯を強化する作用があるのですが、ポイントとなるのは濃度です。

低濃度だと、あまり効果がないと言われていますが、こちらは高濃度で”1450ppm”フッ素が含まれています。(ppmはフッ素の濃度の単位です。)

これはどういうことかと言いますと、平成29年3月以前は、国の基準でフッ素を配合できる濃度が1000ppm以下と決められていたのですが、それ以降は、上限が変わり1500ppmまで配合できることとなりました。

なので、おおよそ国の基準の最高濃度配合されているということで、より、フッ素の効果を得やすくなっています。

ただし、高濃度のため、6歳未満の方は使えません。

そして、クリニカアドバンテージのフッ素は歯の面にフッ素が“長くとどまる”ようになっているそうです。

あともう一点大きなポイントとなるのが、“デキストラナーゼ”という虫歯菌を分解する酵素が入っています。この成分はクリニカだけではないでしょうか?

なので、むし歯に特化した歯磨き粉だと思われます。

 

❶+❷+❸

《システマEXハミガキ》

こちらは主には歯周病に対してをアピールされているのですが、クリニカと同じくフッ素配合濃度は1450ppmです。なので、むし歯予防効果もあり、

IPMPという成分が歯周病菌を殺菌します。

また、ラウロイルサルコシン(LLS)という成分が口臭も予防してくれるということで、多機能な歯磨剤になっているかと思います。

私の意見としては、むし歯予防と少し、歯肉に炎症がある初期の歯周病の方向けというイメージです。

さらに、歯周病が進行してきている方向けに、

 

《システマハグキプラス》

という商品があります。

そちらは、その殺菌作用に加え、抗炎症作用や、破壊された組織を修復する成分が入っています。

フッ素も配合されていますが、濃度については記載がないため、システマEXよりは低濃度と思われます。

 

❶+❷

コンクールジェルコート》

歯科医院などで多く取り扱われています。こちらの特色は、歯磨剤の商品名にもあるように、“ジェルタイプ”であることです。

ジェルタイプだと何がよいのかというと、研磨剤が無配合なので、歯に優しいと言えます。そして、ブラッシングをし始めてすぐに爽快感が得られると、隅々までしっかり磨けないことありますが、泡立たない分、ブラッシング自体での爽快感を求め、しっかり磨こうという意識が働きます。

ステインが付きやすい、デメリットもありますが、ステイン自体はとくに何かを引き起こすことはないので、歯や歯茎にとって、優しいというメリットが断然勝るでしょう。

次に、クロルヘキシジンというむし歯か菌や歯周病菌の増殖を抑制する成分が入っていることも大きな特徴です。

細菌の増殖を抑制するだけでなく、歯垢の付着も抑制してくれます。

そしてこの成分の特徴は、数時間(最長12時間とかいてありました。)お口の中で作用することです。

ただしこのクロルヘキシジンという成分は着色する方もおられるそうです。とくに食品中のポリフェノールと反応すると、助長されるそうなので、歯磨き後烏龍茶など飲むと着色するかもしれないですね。

また、フッ素も950ppmと、比較的高濃度で入っているので、歯周病と診断された方、むし歯になりやすい方、どちらにとっても良いといえます。

 

また、コンクールのシリーズで、《リペリオ》という商品があります。

こちらは主に、歯周病で歯茎が下ってしまった!という方に良いと思うのですが、炎症を抑え、血流を促進する成分が入っています。

面白い成分が“加水分解コンキリオン”という成分で、なんと、この成分、あの有名なドモホルンリンクルにも入ってるんです!

と聞くと、使ってみたくなっちゃうのですが、組織を修復する成分だそうです。

お口の中のドモホルンリンクル!

とても響きがよいです!

 

❸口臭

《アバンビーズ》

こちらの歯磨剤は、「強力わかもと」で有名なわかもと製薬の商品です。

最大の特徴はWB2000という“生きた乳酸菌”が入っていること!

 

お口の中のプロバイオティクスです。

近年は、歯科でも、プロバイオティクスは注目されており、乳酸菌入りタブレットも何種か発売されています。

お口の中には腸内のように善玉菌と悪玉菌が700種類存在しているそうです。

WB2000乳酸菌(善玉菌)を補店することによって、口臭原因となる歯周病菌の増殖を防ぎ、歯垢の産生を抑制する効果が期待されています。

歯垢は歯周病菌、虫歯菌の温床になるので、その予防にも良いと思われます。

そして細菌のすみかである歯垢が作られにくくなると、細菌が口臭の原因となるガスを産生もしにくなるので口臭予防にも良いのでしょう。

乳酸菌入り歯磨剤ってなかったので、面白いです!

 

❹知覚過敏

《デンタルジェルセンシティブ》

こちらは研磨剤無配合、そして、コンクールにも入っていたクロルヘキシジン(着色注意)、フッ素濃度950ppmと、むし歯にも、歯周病にも良いと思います。

そして特徴は知覚過敏を防ぐ成分である“硝酸カリウム”が入っています。こちらが象牙細管を、封鎖する働きがあります。そして知覚過敏の方は研磨剤が入り、ブラッシング時の力加減が大きく加わると、よりしみやすくなるので、研磨剤無配合も大きなポイントです。

 

❹+❺

《シュミテクトトゥルーホワイト》

薬局で見てとても気になりました!

本来、知覚過敏とホワイトニング用歯磨剤は相反するものだと思っていましたが(研磨剤が、歯を白くする反面傷つけて、しみやすくなる)、こちらはその両方を扱っているではないか!!

知覚過敏をしみにくくする硝酸カリウムが入っているのと、ポリリン酸ナトリウムという成分が化学的作用によってステインを柔らかくし、浮かせて除去しやすくするとのことです。ステインを「研磨して落とす」のではなく、「浮かせて落とす」ということですね。

 

 

まとめ

歯磨剤はむちゃくちゃたくさんあるので、自分にあったものを見つけるのは大変な作業ですが、ちょっとでも参考になればと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました♡

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